スマートフォンの歴史を紐解いてモバイルデバイスの進化を知っていこう!

市場開拓期の機種

2000年代に入り、いよいよスマートフォンは市場へと本格的に参入していきます。その筆頭となったのがフィンランドを基盤にしているノキアの「Symbian」、カナダのリサーチインモーション(RIM)の「ブラックベリー」、そして、大手OSメーカーで知られる「WIndows Mobile」です。

この時のスマートフォンの特徴として、ハードウェアキーボードを搭載しているものが主流だったことが挙げられるでしょう。大型ディスプレイを採用しているスマートフォンであっても、その画面の下、もしくはスライド機構によってハードウェアキーボードを搭載しているものが多く見られました。現在のようなタッチスクリーンによって画面操作や文字入力を行うという発想はあったかもしれませんが、まだ市場には出回っていなかったのが現状です。

ちなみに、この頃の日本の携帯市場は独自のモバイルインターネットプラットフォームを完全に構築していました。そのため、スマートフォンでなくても携帯向けのアプリケーションやオンラインストアなどを利用することが出来たため、スマートフォンを選択するメリットが薄かったと言えます。このような日本の携帯は「ガラパゴスケータイ」と呼ばれ、世界でも非常にユニークな存在だったのです。